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逮捕され警察に集められた俺たちはまず尿検査が行われたようだ

薬の前科持ちも複数いたし
 
後から分かったことだが家宅捜査の時点で現物が出た人間もいたらしいから当然といえば当然だ

刑事が俺にも小便出せといってきた

悪い薬などやってなかったので強気だった俺は透析で小便など出ないことをすべてはしょって「でねぇよ」といった

それに自分の場合どうなるのか以前から興味があった

俺が「でねぇよ」と言うと若い刑事が色めき立ち裁判所で礼状とって強制採尿すると言い出した
        
そこで俺は「ださねぇって言ってんじゃなくて、物理的に出ねぇって言ってんだよ。そんなに調べたきゃ採血でも何でも好きにしろ」としたり顔で言った

若い刑事がきょとんとしこいつ何いってんだと言う顔で俺を見てきた

そこで初めて小便が出ないことを説明した

刑事たちも透析をやっているのは知ってても透析がどういうものかまでは分かっていない様だった

俺も透析になってはじめての逮捕だったが

刑事たちもはじめて透析患者を扱う人ばかりで試行錯誤しながらやっていたんだろう

俺の話を聞いた若い刑事は「ちょっとまってろ」と言うと部屋を出て行き少したつと年配の刑事と戻ってきた

結果俺は採尿は免除になった

おれ自身の家から何も出てないのと薬関係の前科がないこともあったからかもしれないずっと疑問に思っていた事があっけなく結果が出た

そうして逮捕当日は簡単な身上調査のみで留置場に収監された

翌日は本当なら透析なのだが送検だったので逮捕の週だけ変則だった

そしていよいよ留置所からの初透析の日がやってきた

朝食を食べてすぐに支度を始める

当然腰紐に手錠だ

俺を連れて行くのは3人

俺1人に3人とは大げさなと思う人もいるかもしれないがこれが通常の護送体制である

数的優位を守っているのだ

1人がトイレに行っても2対1警官と俺が1対1になることはまず無い


病院は警察から車でわずか3,4分の所にある総合病院

その病院は通いの人がやる透析場と入院患者がやる透析場と別々に分かれていて俺は後者の方でやることになった

透析場には病院スタッフの休憩場から入る

入ってすぐに体重が量れるベットがパーテーションで囲まれおいてある

極力一般の患者さんの目に触れない配慮がされていた

事実ここにいた数ヶ月の間ほかの患者と目があった記憶が無い

ベットに横になり体重を量る

腰紐はそのままに手錠をはずされ体重にカウントされないように警官がはずした手錠を持ち上げている

量り終わると手錠はベット柵に取り付けられた

さすがに透析中は手錠をはめられなかった

連行の警官も機械を珍しそうに見ていた

初めてなのだろういろいろ質問してきた

担当の刑事でもない留置場の警官とは結構和気藹々と話す

これはどこでも大体そうだろう

そして無事透析が終わった

この日の透析で俺の心にダイエットのスイッチが入る出来事があった

                                         今日はここまで