おはようございます! ぷーたろーです

先日Nシステム恐るべし   刑務所よもやま話番外編で書いた話には続きがある

無免許運転で捕まったので切符を切られた時に、当然罰金の納付書も渡された

今はもう少し高いのかも知れないけど、当時の罰金は20万だった

まだちゃらんぽらんな生活をしていた頃の話だ

何回か催促の通知が来ていたけど、罰金など納めずシカとしていた

それからしばらくして、無免許で捕まった事など頭の片隅にも無く

相変わらず無免許で車を乗り回していたある日の事だ

朝家のマンションのインターホンがピンポーンとなった

カメラを見ると明らかに刑事らしき人間が数人立っている

そりゃ1ヶ月に3回も4回もある事ではないけど、ヤクザをやってりゃそんな事珍しい話ではない

頭を働かせて何の件だか思いをめぐらせても思い当たる事がありすぎてすぐに考えるのを辞めて扉を開けた

「ぷーたろーだな?」

「そうだよ」

「お前に逮捕状が出てる」

その時点で、はぁ~また懲役か、今回はどれ位行くんだろうと内心ではへこんでいたけど、そんな事は顔には出さず

「罪名は?」と聞くと

「お前無免許で捕まった時の罰金払ってないだろう?」

「えっ、罰金」

「そうだよ」

「そんな事でパクられんの?」

「あたりめぇだろう」

財布の中に20万の罰金を払うくらいの金はあったので

だったらさっさと納付しとけ!って話だけど・・・

それでも開き直って

「払えばいいんだろう?払ってやるよ」と言うと

「もう逮捕状出てるからそういう問題じゃねぇんだよ」と言われ

「ぷーたろー〇時〇分道交法違反で逮捕する」と言われ手錠をされてしまった

通常逮捕されるとそのまま逮捕に来た警察署に連れて行かれるのだけど

車の中で話を聞いたら交通の反則金納付の場合は専門の場所がある様で

留置場などと一緒に簡易の検察、裁判所が入っている施設があり

逮捕状が出た以上一定の手続きは踏むが略式裁判ですぐに判決が出て、罰金を納付すればその日に帰れると言う事だった

俺の悪い所で先の見通しがついて安心すると、この状況を楽しむと言うと語弊があるけど、初めての経験なので話のネタが1つ出来た位に思っていた

簡易裁判は順調に進み、「20万の反則金を収めなさい」と言う至極当たり前の判決が出た

そりゃそうだwww

ここで金が払えなければ労役だ、1日5千円計算で刑務所で作業をする事になる

俺の場合なら40日の労役が課せられると言う事だ

しかし財布の中に払えるだけの金が入ってたので、俺は20万を収めてその日に釈放された

その時以降無免許で捕まった事は無く

堅気になったのを機にちゃんと免許を取った

今にして思えばバカみたいな話だ

本当に恥ずかしい限りだ

でも、こうして2回分の記事が書けたから良しとするか!www








                             
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