おはようございます!

今回オヤジが死んで

葬儀の準備やなんやかんやを

自分仕切りで初めてやる事になり

つくづく助かったと思ったのが

葬儀屋が知り合いだった事

病院でオヤジが亡くなり

葬儀屋の手配をする段になり

看護師から

「どちらかお願いする葬儀屋さんがあればご連絡してください。なければ1階の受付で病院指定の葬儀屋がありますんで・・・」みたいな事を言われて

特に思い付く葬儀屋も無かったんで

エレベーターで1階の受付に向かう途中

あっ⁉

A子が葬儀屋やってんだったなと突如思い出し

電話をかけたら

すぐに病院に駆けつけてくれて

そこからは

お通夜から葬式に関わる事は

全てテキパキと仕切ってくれた

チョットA子も変わり種で

実は本業は建設会社の部長で

葬儀会社の方は

趣味と言うか

ライフワークと言うか

専業では無い(そうしょっちゅう葬儀があるとは思えないし)

ガキの頃から俺らと一緒に遊んでたんだから

結構やんちゃだったんだけど

本人曰く

ある時期から仏の道に急に興味を持ったらしく

いろいろ勉強して

いわゆる

おくりびとの道に進んだらしい

何年も会っていなかったけど

元々俺の友人の別れた女房で

小さい頃から両親がいなくて

祖母に育てられ

離婚した後は

女手一つで2人の子を育て

結構苦労した様だ

お互い同じ町に住んでるので

お互いがお互いの近況などは

周りから

何となく耳には入っていた様で

向こうも

俺が堅気になった事や

1度車椅子になった事などは知っていた

何年も会って無いとは言え

そこは昔一緒に遊んだ仲

ここはちゃんと良いもの使った方が良いけど

ここはお金かけなくても見栄えよくやってあげるとか

気軽にぶっちゃけて何でも話せて

ホントに助かった

それに何より

ウチのおふくろとオヤジも

昔はA子の事を可愛がっていて

俺が東京に住んでて家に寄り付かなかった当時は

A子も地元で子供2人を抱えて大変だったようで

おふくろが煮物を作って

オヤジと一緒に持って行ったりしてたらしい

どっちかと言うと

おふくろやオヤジの方が

俺より会っていた位で

オヤジが死んだ時に

病院のエレベーターの中で

A子の事を思い出さなきゃ

もっと大変だったかもしれない

今回はホントに助けられた

そこで思ったよね

今回

お通夜 葬儀と実際に準備して来て

労力もそうだし

お金だって結構かかる

今回はちゃんとやってあげられたけど

おふくろも歳だし

俺の方が先に逝く可能性だってある

そう思って2人きりの時に

冗談ぽくだけど

A子に言っといた

「A子、俺が先に死んだ時は頼むぞ。お前んとこは儲けにならないだろうけど、金なんかかけないで、焼いて納骨だけしといてくれりゃいいから」と言うと

「分かった。喪主はお母さんにやって貰って、私が全部やってあげるから心配しないで」と言ってくれた

まぁ

話半分に聞いたとしても

そう言ってくれる人間がいるだけで

多少は安心だw

でもつくづく思った

今までは

葬儀は呼ばれて参列する側だったけど

主催する側の年齢になったんだなぁ



                                   
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