ぷーたろーの何でも日記

2016/4/19に歩くのはもう無理かもと医者に宣告されるも 半年後に立ち上がり数m歩く事に成功 何とか普段の生活では車椅子を取る事に成功! 車椅子で参戦してた大好きなももクロのライブも徐々に車椅子無しで参戦! コロナでライブに行けない今はメダカ飼育にドハマり中 仕事もめだかの飼育販売になりました

刑務所よもやま話

3・11  刑務所よもやま話165

こんにちは!

3月11日がやってきた

東日本大震災から6回目の3月11日

まずは亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます

そして被災された大勢の方にお見舞い申し上げます

震災があったあの日俺はまだ刑務所だった

当時はまだ月水金透析で3名で刑務所から毎回民間のクリニックに通っていた

震災当日は金曜日で朝からクリニックに出かけていて、帰って来たのが1時半位、遅い昼飯を食べて少しボーっとしてたらあの地震がやって来た

ただ刑務所って場所は性質上とても頑丈に出来ているらしく特に問題は無かった

たださすがに揺れが大きかったのでヘルメットをかぶった刑務官たちが手分けして1部屋ずつ「けがは無いか?」と確認していた

俺たち中にいる人間はまさか東北であんな大災害になってるとは夢にも思わなかった

しかし地震が起きて少しするとラジオ視聴の時間でも無いのに急に舎房にラジオが流れ始めた

時間でも無いのにラジオが流れた事と、そこから流れるアナウンサーの切羽詰まった声そしてアナウンサーがしゃべる被害の状況を聞いて初めて事の重大さを知った

その日は消灯の9時までずーっとラジオが流れていて、刻一刻ひどくなっていく被害の情報に外ではどんな事になってるんだと思った

そしてアナウンサーがしゃべる被害が甚大な地域が以前俺がパチンコ屋の店長として働いていてもちろん住んでも居た相馬、南相馬、浪江、宮城県の山元町とチェーン店がある地域だったので本当に他人事では無かった

皮肉な事になぜこの地域にチェーン店展開したかと言えば原発や火発で働く人を当てにしての事だったのだ

ところがその原発が大変な事になってる

津波で大変な事になってる

って言うのはラジオで分かるけど映像を見てないのでなんかイマイチぴんと来ない自分がいるのも事実だった

新聞は読めたので次の日の新聞は限られた20分と言う時間の中でむさぼるように読んだ

結局映像を見たのは出所後でその頃には3・11の特集などで見る程度だった

俺がパチンコ屋を辞めても連絡取ってたやつは無事だったけど、山元町・南相馬市・浪江町の店は閉めて東電と保障について交渉中だと言うのは聞いたけど、あれから結構起つのでその後どうなったかは知らない

あれから6年かぁ

あの日の事は今でもハッキリと曜日まで覚えている

まだまだ復興には道半ば

刑務所にいた時希望者だけから募った義援金を出したっきり何もしてないなぁ

大した事出来ないけど前に他の人のブログでTポイントが寄付できるって言うから熊本にと思って調べたんだけど俺の悪い所でそのままに・・・

今度こそは!










                                   
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刑務所よもやま話155

おはようございます!

先日日曜ビックで刑務所密着24時をやっていたので久し振りに刑務所よもやま話

俺が入ってた府中刑務所や千葉刑務所だけでなく全国どこの刑務所でもそうだと思うけど

刑務所と言う所はやたらと見学が多い

季節になると法務省に入省した若い子らがリクルートスーツでぞろぞろ歩いているのを見かける

それ以外にも市民団体やらなんやら本当に見学が多い

特に府中刑務所

ここは日本で1番大きい刑務所だからか、エリート官僚が集まってるからか知らないが

法務省のキャリアにとって府中刑務所の幹部になるのは出世への近道と言われていて府中の所長は他の刑務所の所長より格上みたいなイメージがある

県警より警視庁の方が上みたいな感じ

話が逸れたけど府中刑務所の見学はそれこそ毎日誰かしら来ている感じだ

土曜も日曜も無い

とは言っても見学に来た人と俺たち受刑者が話はおろか目を合わせる事も無い

例えば舎房にいる時見学者が来れば俺たち受刑者は通り過ぎるまで入口の扉とは逆の窓側を向かされる

見学者は俺たちの背中を見ながら目が合わないのをイイ事にきっと部屋の中をじろじろ見てるのだろう

これが例えば舎房の外で移動中とかに前から見学者等が来た場合は俺たちは通路のはじに寄り右向け右をして見学者等が通り過ぎるまでその姿勢を維持する

だから俺たちが見学者と目が合う事は無いが、でも何となく今日来てたのはどういう一行だったとか情報が伝わってくるもんだ

それが刑務所ってところだ

刑務所密着24時でもやってたけどテレビとかが入ればインタビュー受ける人間とかも居るし、それが放映されればそれを見た家族なんかが面会に来て言うし

でもこのインタビューを受ける人間は刑務所の中でもよっぽど生活態度がよく問題など1度も起こした事のない人間だろう

事実テレビの函館刑務所でインタビュー受けてた2人は刑期が8年と9年だった

2人が後残りの刑期がどれくらいか分からないけど、長めの刑期で1度も問題を起こさず出所が近い人間だろう

少しでも問題を起こしそうなリスクは避けるはずだ

それが刑務所ってところだ

それにしてもテレビでやってた交通刑務所や民間運営の刑務所なんかに入れるのは受刑者の中でもよっぽどのエリート?だ

俺なんかが行ける様なところじゃ無かった

まぁもう俺には関係ないけど

リハビリは大変だけど堅気の生活は気に入ってるし、ブログをやったり堂々とももクロが大好きだ!と言える今の生活は楽しい










                                   
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刑務所よもやま話 145

おはようございます

前回は刑務所よもやま話 13で刑務所内における娯楽の王様、テレビについて書いた

今日はその続き

前回はバラエティ番組などの普通のテレビ視聴について書いた

今回は映画の視聴について

俺が昔いた府中刑務所では、土・日・祝日などの作業が無い免業日には午後に1本映画を見せてくれていた

映画と言ってもあまりメジャーな奴ではない

イメージとしてはテレビ東京で昼の2時位からやってる午後のロードショーで放映されてる様な映画のイメージかなぁ

刑務所と言うとフーテンの寅さんを見てるみたいなイメージを持ってる人もいるかもしれないけど(今時いないかwww)

ところがGW・盆休み・年末年始の休みなどは同じ午後の時間帯にハリウッドの超大作などのメジャーな映画を見せてくれる

ウィル・スミス トミー・リー・ジョーンズメン・イン・ブラック (映画) - Wikipediaレオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレット主演のあのタイタニック (1997年の映画) - Wikipediaは実は刑務所で見ている

レオナルドディカプリオ演じるジャックが海の中に沈んでいった時は1人部屋だったこともありボロボロ泣いたもんだwww

それに年老いたヒロインが船から碧洋のハートと呼ばれるダイヤを海に投げ込んだ最後のシーン

見終わった後に何とも言えない切ない気持ちになった記憶がある

刑務所で1人部屋で決められた時間にしか見れないテレビ、ましてや正月などの特別な日に放映される映画である、見るにしてもその集中力と言うか、入り込み方が外で生活してる時とは全然違うのだ

そんな映画をある通常の免業日に2~3週間にわたりホラー特集をやった

俺はホラー映画なんて見た事無い

大の苦手だ

刑務所で無けりゃ絶対に死んでも見ない

しかし時間になれば勝手にテレビがついて映画が始まる

もちろん消す事は出来るんだけど、リングなど本も売れてかなり有名だったし、やる事も無いし見る事にした

その時はリング (映画) - Wikipediaらせん - 作品 - Yahoo!映画、後・・・ループ (鈴木光司の小説) - Wikipediaだったかバースデイ (鈴木光司の小説) - Wikipediaだったか思い出せないけど

鈴木光司 - Wikipedia原作で何本か映画化になったやつだった

特に忘れられないのは、リングであの貞子が井戸から這い出てきてだんだん近寄って来るあのシーンだ

映画に入り込んでる俺は息をのんでそれを見ている、その時だ、貞子の野郎テレビから出てきやがった

恥ずかしい話だけど俺は思わず「ひぃ~」と声を出してしまった

最近そのパロディで三田佳子が貞子役でそのシーンをやっているのを見た

スニッカーズのCMだったかなぁ

それを見るたびにこの時の事を思い出して2度とホラー映画なんか見るもんかと誓いを新たにするぷーたろーです








                             
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刑務所よもやま話 135

おはようございます!

今日は刑務所における娯楽の王様テレビの話

刑務所ではちゃんと工場に出て作業をしていればよるテレビが見れる

昔俺がいた府中刑務所では6時から7時までが教育テレビ

まぁ分かりやすく言えばNHKでやってる様なドキュメンタリー番組や紀行ものを見させられて7時から9時までは民放のバラエティ番組を見させられた

なぜ見させられたと言う表現を使うかと言えば理由は簡単で、囚人にチャンネル権など無く、刑務所側が選んで流したテレビを見るしかないからだ

「刑務所に入ってる分際でテレビを楽しむなんて許せない」と思う方もいるかもしれない

しかし刑務所側としては特に雑居房においては、囚人同士話をさせておくと喧嘩の元なのでテレビでも見せておけと言うのが本音だ

しかしこれは理由はそれだけじゃ勿論無い

当時の俺の様に昼は工場で働いて夜は独居房でも部屋にテレビはあったのだから

要は大人しく工場に出て真面目に作業すればテレビを見せてやると言う事なのだろう

テレビが見れなくなるかどうかは大きい

テレビが見れなくなると言うのは娯楽の少ない刑務所に於いて何か自分が問題を起こしそうになった時に十分抑止力となり得るのだ

ただ刑務所にいる人間が全員見られる訳では無い、工場が決まらずに昼も夜も独居房にいて作業も独居房でしている人間たちにはラジオしかない

だからのちに工場に出てテレビを見れるようになった時にこんな笑い話がある

「もう何年もラジオで聞いていた安室奈美恵や宇多田ヒカルが動いてるのを初めて歌番組で見た」これはある意味刑務所のあるあるで実際によく誰誰が動いてるの初めて見たと言うのはよく聞く話だ

俺も府中にいた当時は拘置所にいた頃突然すい星のように現れた宇多田ヒカルがオートマチックで音楽チャートのTOP1に躍り出てきてその後発売されたアルバムもすごい勢いで売れていて囚人同士で「藤圭子の娘だってよ!」などと噂していたけど実際動いてる宇多田ヒカルを見たのは何年もしてからだった

久し振りにテレビを見た時には本当に感動したもんだwww

そんな刑務所も作業の無い土曜や日曜日、GWや正月には映画を見せてくれる

次回はその話を








                             
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刑務所よもやま話 125

おはようございます!

刑務所において自分が生活する舎房はいくつかある

昼夜間独居房(これは文字通り1日中1人部屋にいる事だ、作業も部屋の中でやる)

夜間独居房(これは昼間は工場に作業に出かけ作業終了後は1人で独居房で生活する)

雑居房(数人で団体生活する)

保護房(これは自殺などの恐れのある人や、、または自殺未遂を犯した人を入れてカメラで監視している房)

問題がある人が入る保護房は別として通常受刑者は上3つの舎房のどれかで生活する

その中で夜間独居房、雑居房どちらが人気かと言えば断然夜間独居房だろう

刑務所で何が大変かと言えばそれは断トツで人間関係だろう

雑居房の様な閉鎖された逃げようの無い空間で人間関係がこじれるとこれは面倒くさい

だからと言って昼夜間独居房の様に1日中房から出られず人と余りしゃべる機会が無く何年も過ごすのは辛すぎる

だから昼間は工場に作業に出かけ休憩時にはみんなと話も出来て、夜は誰にも気を遣わず1人で過ごせる夜間独居房は人気だ

俺が府中刑務所にいた時はこの夜間独居房にいた

工場に出て作業をするのが前提の、夜間独居房と雑居房の最大のメリットは部屋にテレビがある事だ

保護房は当たり前だけど、昼夜間独居房の様に工場では無く部屋の中で作業するここはテレビが無い

テレビが有るか無いかこの差は大きい

刑務所内のテレビ事情はまた別の機会に書く事にするが

府中刑務所の様に全国でも1・2の大きさを誇る刑務所でも受刑者の急増は深刻な問題だった

俺が以前服役していた頃でもそうだったけど、全部とは言わずとも結構な数の独居房に2段ベットを入れて使ったりして対処していた

元々狭い1人部屋を2人で使う訳だからこれが嫌な奴と組まされた日には目も当てられない

幸い俺は夜間独居房を文字通り1人で使い昼間は工場で作業して皆と話も出来るし、夜は誰に気兼ねする事無く読書やテレビを見て快適に過ごす事が出来た

刑務所生活に於いて3分の2は居るであろう生活空間である舎房はどこに配置されるかで刑務所生活に多大な影響を及ぼす

受刑者にとってはまさに死活問題なのだ








                             
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波乱万丈な人生を送ったぷーたろーが、40代にして初めて触ったパソコンを駆使して、病気の事からスポーツの事や大好きなももクロの事まで日々の生活で感じた事などを思うままにつづった、なんでもありの雑記型ブログ

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